こんな塾講師が嫌われる
塾講師をしている人の中には、生徒から好かれる先生がいる半面、生徒から嫌われる塾講師もいます。これから塾講師のアルバイトをしようと思っている人で、好かれたいと思っている人がほとんどのはずです。生徒に嫌われる先生にはいくつか特徴があります。その特徴をしっかりと押さえて、反面教師ではありませんがそのようなことのならないようにしましょう。
まず重要なポイントとして、生徒は皆さんが思っている以上にシビアな目で先生を見ているものです。特に学習塾にやってきている生徒は授業を教わりに来ている、勉強しに来ているという意識を学校に通学するとき以上に持っている傾向があります。ですから授業が下手と判断されると、全く支持されません。アルバイトをして最初からうまくやるのは難しいかもしれませんが、先輩からアドバイスをもらうなどして、早くうまくなれるような努力をしましょう。そのような努力も生徒はきちんと見ていることが多いです。
特定の生徒だけをかわいがったり、特別扱いするのは絶対にやめましょう。子供たちはえこひいきが大嫌いです。このQ&Aサイトで質問されていますが、質問者はクラス運営に大失敗してしまっています。
あと授業をする時に黒板やホワイトボードに字を書いて指導するのが基本的なスタイルです。ここで重要なのが、字が上手いかどうかです。字が汚いというだけで見づらくノートにとるのが難しくなります。このため、この授業は面倒と思って、ひいてはこの先生の授業は受けたくないという発想になりかねません。ですからもし字が下手という自覚のある人なら、字の練習をしましょう。字が下手であったとしてもていねいに書くように心がければ、その気持ちは生徒に伝わるはずです。
あと授業のポイントに絞った話をするように心がけることも重要です。生徒に嫌われる塾講師を見てみると、話が長い、しかも余計なことばかり言っている人が多いようです。ですから簡潔にポイントが聞いている人に伝わるようなものの教え方をしましょう。時折面白いことを入れるのは授業にメリハリをつけられるので効果がありますが、話が脱線しすぎてしまうと生徒から嫌われてしまいますので加減をどうとるのかということを考えてみることです。