家庭教師と塾講師
塾講師も家庭教師のアルバイトも、子どもに対して勉強を教えるという所では一致しています。
塾講師の場合、学習塾に生徒を集めてそこで授業をしますが、家庭教師の場合生徒の自宅を訪問して、子どもに原則マンツーマンで授業を教えるスタイルがある違いはあります。その他にも、塾講師と家庭教師のアルバイトには、どのような違いがあるのでしょうか?
塾講師のアルバイトの場合、一度に多くの生徒の受け持ちになりますので、非常に大きな責任感を持って仕事に当たります。大変ではありますが、その分やりがいもありますし、もし評判が良ければ給料がアップする可能性もあります。
一方、家庭教師の場合、一人の生徒に集中できるのでその子供に合わせた授業ができるので、きめの細かな指導の行えるところが魅力です。保護者とのコミュニケーションを取りやすいですし、おやつやお茶をごちそうになることもありますので、アットホームな雰囲気の中で仕事をしたいと思うのであれば、家庭教師のアルバイトを選択した方がいいでしょう。
メリットがある反面、両方とも注意すべきこともあります。学習塾の場合、常に多くの子供たちからみられている意識を持つ必要があります。このため、ジーンズなどのカジュアルな格好はNGという所が多く、男性の場合スーツを着用しないといけないルールとなっている所もあります。家庭教師の場合、マンツーマンの指導になるので急にスケジュールが入ったということで授業予定の変更がなかなかできません。
もし学校の試験などの予定がすでに決まっているのであれば、早めに親御さんに相談してスケジュールの調整をしておくべきです。
いずれにしても、子どもたちに教えるというコミュニケーションスキルを養えるバイトになります。コミュニケーションスキルは、社会人になってどのような分野に進むことになっても必要になる能力です。将来のことも考えて、塾講師や家庭教師のアルバイトをしてみることも検討すべきでしょう。