塾講師のデメリット
塾講師のアルバイトは、子どもたちと交流が持てるとか子供の成長をつぶさに見られるといったほかの職種のバイトではなかなか体験できないメリットがあります。しかし一方で、塾講師ならではのデメリットのあることもしっかりと頭の中に入れておかないといけません。
その中でも大きいのは、なかなか予定の変更のきかない所が挙げられます。学習塾の授業はあらかじめ決まった曜日・時間帯で実施されますので、急用が入ったので授業時間の変更をしたいといってもなかなか調整ができません。
家庭教師のアルバイトの場合、マンツーマンの指導が一般的なので相手の生徒と親御さんが納得してくれれば、授業の代替などの調整もしやすいでしょう。
しかし学習塾の場合一般的には、たくさんの生徒相手に授業をしますのですべての生徒の同意を取り付けるのはかなり難しいものがあります。もちろん急病でどうしても出られないというのであれば、ほかの講師が緊急避難的に授業をしてくれるでしょう。しかしちょっとした用事で休むことはできなくなるので、自分のスケジュールをしっかりと見て確実に毎回出席できるような所にシフトを入れるように心がけましょう。
家庭教師のアルバイトの場合、生徒の理解度などを見て、指導内容の調整をすることも可能でしょう。
しかし学習塾の場合、自分の方針よりも学習塾の方針が優先されます。ですから時として、自分の考えていることややりたいことを押し殺して仕事をしないといけません。会社などに入れば、自分よりも会社のことを第一に考えて行動することもしばしばなので、その予行演習と思って仕事をしてみるのもいいかもしれません。
この学習塾の方針に合わせると関係のあるデメリットですが、学習塾の経営者や責任者との関係性は重視しないといけません。もし経営者や責任者とうまくやっていけないと、塾講師のアルバイトを続けるのは難しくなるでしょう。このような所に注意して、塾講師のアルバイトにチャレンジしてみましょう。