授業以外の仕事は?
塾講師のアルバイトの仕事は、基本的に生徒に授業の指導を行うことです。
しかし一方で、授業だけをやっていればいいかというとそうでもありません。授業以外にも雑用とも言うべき業務もあります。学習塾によって、どこまで業務内容に含まれるのか若干異なる所もあるかもしれません。しかし基本的には以下のような業務をこなしていかないといけないと思っておきましょう。
まずミーティングを授業前に行っている学習塾は少なくありません。生徒に伝えるべき連絡事項や配布物の指示が、学習塾の社員もしくはチーフと呼ばれる責任者からなされます。場合によっては重要な提出書類に関する連絡事項が混ざる可能性もありますので、メモなどをしておいてうっかり忘れることのないように注意しましょう。
また授業前には、教室の準備をします。机や床などにゴミがあれば捨ててより快適な学習環境を整えるように心がけましょう。生徒同士でトラブルの発生している場合には、速やかに相談に乗ることも求められます。
授業が終わったら、もし次の授業の予定のない生徒であれば、そのまま帰宅します。安全に帰宅するために、学習塾の外まで担当の生徒の見送りをするように求める学習塾もあります。もし保護者が迎えに来ているときには、そこで簡単な学習状況の報告などをしておくと、信頼関係を構築しやすくなります。
塾講師のアルバイトは、終業時間が不規則なので授業をどれくらいこなしたかで給料の決まるシステムを採用している所が多いです。そこで授業を行ったら、実績登録の手続きをしておきましょう。その他にも生徒のテストの点数なども管理する必要があります。最近の学習塾では、このような情報管理はパソコンで一元化している所が多いです。
パソコンを使った事務作業がありますので、多少パソコンの取り扱いには慣れておいた方がいいでしょう。パソコンスキルといっても、そこまで専門性の高い能力は要求されないので、あまり心配する必要はないでしょう。